今、学んでいること 介護

40代男性の理解率 わずか10% ロコモティブシンドローム

投稿日:2018年10月11日 更新日:

こんにちは。
Mt.Woodsです。

45歳で脱サラをして主夫をしつつ、
実父の介護もしています。

今日は、父が介護が必要となった直接の原因であるロコモティブシンドロームについて書きます。

ロコモティブシンドロームは、ロコモと略されていて、整形外科学会が中心となって普及活動を進めている概念です。

ロコモパンフレット2015年度版

似たようなものに、メタボがあります。
メタボは、高血圧、高脂血症、糖尿病、肥満が重なり合って、心臓病、脳卒中のリスクが高くなる状態です。

僕は10年以上前ではありますが、MR(製薬会社の営業)をしていたときに、
高血圧、高脂血症、糖尿病、狭心症発作予防、脳梗塞後遺症に伴う抑うつ状態の薬を売っていました。

メタボという概念を普及させる活動の一端を担っていました。
MRはそういう仕事もします。

「メタボになると大変です。
日本人の死因の2,3位は脳・心臓の病気です。
メタボで血圧の高い人く、食事、運動で改善しない場合は、
降圧薬を投与しましょう。
その場合、弊社の薬が、こういう人には適しています。
是非、ご処方の上、先生のご評価をお聞かせください」
(今はがん、心臓病、肺炎の順です)

そんな感じの流れで薬を医師に売っていきます。

脱線しましたが、メタボの認知度はかなり高くなりましたが、
ロコモも広まらないですねえ。

平成30年度 ロコモティブシンドローム認知度調査実施と調査結果の報告 

でも、ロコモ、大切なんです。
なぜかというと、介護保険のお世話になる人の
原因第一位はロコモだからです。

ロコモって、移動できなくなった人のことを指します。

確かに、自分で動けないのであれば、
誰かの助けが必要となります。
誰かの助けを介護と言います。

ではなぜ父はロコモになったのか。

歩かなかったからです。

父は10年ほど前に心筋梗塞を起こしました。

左前下行枝という心臓の中で最も重要な血管が詰まり、
破裂したのです。

その時点で死んでもおかしくないと思うのですが、
なんと外出中だった父は自分で車を運転して帰宅し、

2階の自分の部屋でゆっくり休んで痛みと戦おうとしたそうです。
異常な様子に気が付いた姉が119番通報をして救急車で運ばれて
父は一命をとりとめます。

姉は119と電話しただけで、
後は全て僕が対応しています。

一命をとりとめ奇跡的な回復を遂げた父は
その後、激しい運動は出来ないにしても
ほぼ普通に生活していました。

しかし、徐々に心機能は低下していました。

心機能が低下すると寝ているときに咳が出ます。
これを起座呼吸(きざこきゅう)と言います。

心臓つまりポンプ機能が低下しているので
血がうまく流れずに肺にたまってしまうのです。

肺が水浸しになると苦しくなって咳がでます。
繰り返しますが、寝ているときに起こります。

起きて座っていると、
重力で血が下がって肺から水分が抜けるので咳が止まります。

この咳が、心機能の低下を自覚する貴重な症状です。

夜中に咳が出る、という話を聞いて
僕は、この話を父にしました。

しかし、2回とも父はそれを受け入れませんでした。

一度目は、「風邪だ」といい、
二度目は「漢方の副作用だ」と言いました。

一度目の時は、僕が言っていても聞きませんでしたが、
医者に同じことを言われたら、
「息子よ、父は心不全だそうだ」と言ったのです。

だ・か・ら、言ってただろうが!

とイライラします。
サポートのしようがありません。

2018年4月に父は慢性心不全の急性増悪により
救急車で病院へ運ばれて、ペースメーカーを埋め込む手術を受けます。

それを入れてしまえば取り敢えず心臓の機能は大丈夫です。

が、入院中に父は歩くのをさぼったのです。

父は歩くのが嫌いです。

筋力が落ちた状態で7月に外出し、
転倒してまた救急車で運ばれました。

その後、なんと1ヶ月全く外出しなかったのです。
歩くための筋肉も、神経もすっかりダメになって
今年8月に整形外科の先生から
介護保険の適応を受けるように勧告を受けたのです。

使わなければ筋力は落ちます。
老人が1ヶ月も家に引きこもっていたら歩けなくなります。

介護保険の申請手続き等をぼくがやっています。
軌道に乗せるまでは大変です。
なんやかんやで色々と時間がとられます。

うちは実家から390メートルのところに住んでいます。

実家には3,4ヶ月ごとに行って夕食をともにしていましたが、
今年の年初に僕が父と喧嘩をして
しばらく会っていなかったのです。

そうしたらあれよあれよ、
という間にこんな状態になってしまいました。

母は、健康にとても注意をしている人で、
歩かなければ歩けなくなる、と分かっていたので
父に繰り返し歩くように言っていたのですが
父はいうことを聞かなかったのです。

父は病識が足りません。
自業自得です。

知らないということはとても恐ろしいことです。
また、分かっていてもやらなければ
父のように大変なことになります。

しかし実は父は全く歩かなかったわけではありません。

2度、3度散歩に出かけたそうです、5キロの。
で、疲れてやらなくなり、全然出かけなくなったのです。

少しずつでも続けることが大切です。
10mでも20mでもいいから毎日外にでて歩き続けよう、
とハードルをさげると結構続けられます。

で、10mだけと思って始めても
結構100mとか500mくらい歩いてしまうのです。

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プロフィール

 

森山ひでき

 

 

 

はじめまして。
森山ひできです。メールアドレス mtwoods2018@gmail.com

母方の祖父母から4代小岩に住んでいます。
大学卒業時就職活動に失敗し小さな製薬会社に就職。
そこではスキルが身に付かないと危機感を抱いて1年で退職。外資系製薬に転職。入社後即、そこよりも大きな外資系製薬に吸収合併されて上司、先輩の多くがリストラされるのを目の当たりにしました。
そこから転職を繰り返してより専門性を高め、高めた結果、目標になる上司、先輩、同僚が見当たらず仕事がつまらな過ぎて脱サラ。
2018年は1年間主夫をしながら家族とたっぷりの時間を過ごしながら父の介護もしていました。
長男は自閉症。
20年専業主婦だった妻は代わりに仕事を見つけて働きに出ています。仕事以外に5つのコミュニティーい所属して日を追うごとに活性化しています。
脱サラ直後はFX(外国為替証拠金取引)で生活費程度稼げていましたが、2018年8月のトルコリラショック以降お小遣い程度の収入。
インターネットビジネスに希望を見出してブログスタート。いつかはパソコン1台で稼げるようになりたいなあと夢に満ち溢れている1973年生れの46歳です。2019年5月から電子書籍の発行を始めています(12月現在11冊発行)。僕が書いた本のご紹介