自閉症

自閉症児と散歩と財布

投稿日:2018年10月8日 更新日:

こんにちは。
Mt.Woodsです。

昨日は自閉症の長男と散歩してきました。
彼にスポーツのルールを教えるのは大変です。
運動はさせたいと思います。
散歩は彼に運動をさせる良い方法です。

まず江戸川の土手に行って近くから大好きな電車をしばらくみました。
とても日差しの強い日でした。

次に江戸川駅に行きました。
彼は京成電車が大好きです。
電車が危険なことを理解しているようでちゃんと黄色い線の内側にいます。

千葉県市川市は僕らが住んでいる町の隣です。江戸川を渡れば市川です。
市川市の国府台駅で降りて江戸川沿いを歩き、里見公園分園に行きました。

里見公園分園は桜の名所です。
普段はほとんど人がいません。
長男は15歳ですが、いまだにブランコが大好きです。
でも、公園に小さい子がいると危ないので長男をブランコで遊ばせることは遠慮します。
ここ里見公園分園は小さい子が来ることが滅多にないので思いっきり長男をブランコで遊ばせてあげることが出来ます。

普段僕は歩いて買い物に行ったり、家事で体を動かしていますが、
今年の夏は異常な暑さでしたので、しばらく炎天下で長時間過ごすことをしていませんでした。
昨日は予想以上に暑くて、この里見公園分園に到着する直前に少し具合が悪くなりました。

軽く動悸を感じたのです。
頻脈です。

頻脈は熱中症の症状の一つです。
何か飲んだ方が良いと思ったのですが、
近くに自動販売機はありませんでした。

公園の日陰で休んで、少し体調が回復したように思ったので
出発することにしました。

予定を変更して家に帰ることにしました。

公園を出てすぐのところにあるコンビニで
飲み物を買って飲みました。

しばらくしてだいぶ普通の状態になりました。

なんとか国府台駅について
さあ、電車にのって帰ろう、としたとき
長男のリュックサックに財布が刺さっていないことに気が付きました。

リュックのチャックを開けてチェックしましたがありません。

「財布ないね。
置いてきた。
財布とりにいく」

と長男は言っています。

財布を落としたのです。

辛い。

財布の中身は金額的にはたいしたことはありません。
でも、また財布を買ったり、スイカの登録をするのが面倒です。

体調が悪くてやっとのことで駅までついたのに
また引き返さなくてはなりません。
泣きたい気分になりました。

「どこ?」
と聞いたら

「公園」
と答えたのです。

以前はなかったことです。
どこ、だれ、なんで?
は長男が苦手な質問です。

どこ?
という質問に長男が僕に答えた初めての瞬間でした。

気力体力的にはきついですが、
探すところが絞られただけ気が楽になりました。

あそこの公園はほとんど人が来ません。
中身も大した額ではありません。
更にここは日本です。

きっと財布はあるだろう、と確信して公園に引き返しました。

ありました。
きっとあるだろうと思っていましたが、
本当にあってよかったです。
ホッとしました。

誰か通っていたかもしれませんが、
拾われずに残っていました。
ありがとう日本!

長男も財布をみて笑顔になっていました。

帰りの国府台駅です。

僕は自分の財布を落としたことが何度もあります。
外出した時は財布、携帯、スイカがあるかいつも気にしています。

自分のことでも精一杯なのですが、
長男のことも気にする必要があります。

しかし、なかなか自分の子どものこととはいえ、
自分以外の人間にずうっと気を配り続けるのは大変です。

散歩は長男が喜ぶのと運動になるので連れて行っています。

でも、自分にも良いことがあります。
自分自身の運動になります。
昨日は歩いているときにiPhoneに録音した音声を聞いて勉強をしていました。

勉強になり、運動になり、子どもの面倒も見れる、
1度で3つ美味しい散歩です。

しかし、その分、注意散漫でした。

思えば、長男と出かけて財布を落としたことは何度もあります。

まず、昨日と同じエリアでのことです。
松戸→市川間を走るバスに乗っていたときのことです。
矢切駅でバスにのって国府台駅で降りました。

降りたときに長男が財布を持っていないことに気が付きました。
乗った時には確実に持っていたのでバスの中で落としたのです。

バスに乗って座るとリュックや財布を床に置いてしまう習慣が彼にはあります。

僕らが降車したバスは既に出発してしまいました。
が、幸いなことにその後すぐにタクシーがやってきました。

タクシーにのって市川に先回りをして
バスを待ち、事情を説明したところ、
運転手さんはびっくりしていましたが、
近くにのっていた別のお客さんが
僕らのことを覚えてくれていて、
財布は戻ってきました。

そういえば、あの時もバスでした。
家の近くのバス停から亀戸行のバスにのり、
高砂駅前のバス停で降りて
また、その時に長男が財布を持っていないことに気が付きました。

慌てて走ってバスを追いかけたところ
これまた幸いなことに踏切が降りて
バスが止まったのです。

バスの外から事情を大声で説明したら
開けてくれて財布を発見することが出来ました。

普通は、バス停以外では開けてくれないものだそうです。

財布を回収して高砂駅のエレベーターに乗ったら
僕らの様子を見ていたおばさんたちが
「すごいね、若いから走れるのね」と話していました。

ぼくは軽く見られるくらい若く見えるらしいのですが、
その時はもう40歳を超えていました。

普段は車とエレベーター生活で運動は全くしません。

急にダッシュするなんて普段はしません。

エリマキトカゲが二本足で走っていると
人間は「すごいね」と言って喜びますが、
彼らは瀕死の状態で走っているのだそうです。

そんなことが頭をよぎりました。

もう、うんざりされるかもしれませんが、
まだあります。

上野駅からぐるりん号で浅草に行ったときです。
雷門の前のバス停で降りたら
長男が財布を持っていないのです。

走って追いかけたら幸いなことに
赤信号でバスが止まったのです。

バスの外から事情を大声で説明したら
開けてくれて財布を発見することが出来ました。

普通は、バス停以外では開けてくれないものだそうです。

あ、なんかデジャブを見ているようです。

他のパターンもあります。

日暮里駅で降りて谷中墓地を散歩して、
鶯谷の駅近くの牛丼屋でお昼を食べて、

そこから歩いて入谷駅に着いた時に
長男が財布を持っていないことに気が付きました。

結構な距離を歩いていて疲れていたので
泣きたい気分になりました。

牛丼屋さんに戻ると
机の下に落ちていました。

長男は僕と出かけているときに
4回も財布を落としていました。

これはもう、書いていて思ったのですが、
僕に学習能力がない、
という悲しい現実です。

そうかあ。

結構、成長して普段はチャンとしているんですよ。
長男は。
だから油断しちゃうんですよね。

でも、こういう子ですからね。
気をつけないと自分が大変な思いをします。

-自閉症

執筆者:


  1. Jeadously より:

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プロフィール

 

森山ひでき

 

 

 

はじめまして。
森山ひできです。メールアドレス mtwoods2018@gmail.com

母方の祖父母から4代小岩に住んでいます。
大学卒業時就職活動に失敗し小さな製薬会社に就職。
そこではスキルが身に付かないと危機感を抱いて1年で退職。外資系製薬に転職。入社後即、そこよりも大きな外資系製薬に吸収合併されて上司、先輩の多くがリストラされるのを目の当たりにしました。
そこから転職を繰り返してより専門性を高め、高めた結果、目標になる上司、先輩、同僚が見当たらず仕事がつまらな過ぎて脱サラ。
2018年は1年間主夫をしながら家族とたっぷりの時間を過ごしながら父の介護もしていました。
長男は自閉症。
20年専業主婦だった妻は代わりに仕事を見つけて働きに出ています。仕事以外に5つのコミュニティーい所属して日を追うごとに活性化しています。
脱サラ直後はFX(外国為替証拠金取引)で生活費程度稼げていましたが、2018年8月のトルコリラショック以降お小遣い程度の収入。
インターネットビジネスに希望を見出してブログスタート。いつかはパソコン1台で稼げるようになりたいなあと夢に満ち溢れている1973年生れの46歳です。2019年5月から電子書籍の発行を始めています(12月現在11冊発行)。僕が書いた本のご紹介