N国党ウオッチ

NHKから国民を守る党 松田美樹新宿区議会議員のややこしい居住実態問題が理解出来た! 法改正した方が良いのでは?

投稿日:

2019年11月2日(土)

おはようございます!

NHKから国民を守る党(以下、N国党)ウォッチャーのひできす。

今年4月に新宿区議会議員選挙に当選したN国党の松田議員が9月に入ってから居住実態がないと区の選挙管理委員会に判断されて当選無効と決定されました。

まあ、ややこしくてスルーしていた問題でしたが、興味をもって調べたところ、意味が分かりました。法律がおかしいと思います。昭和25年に作られた法律なので、改正を検討することは良いことだと思います。

足立区議会議員選挙当選無効 N国党 加陽麻里布司法書士裁判を見に行った

10月31日にN国党加陽麻里布司法書士(以下、まりのさん)の裁判があることが前日に立花孝志N国党首(以下、立花さん)と、まりのさんからアナウンスがありました。

どんな裁判か興味をもって調べてみたところ、非常に面白い裁判だったので傍聴に行ってきました。東京高等裁判所です。

関連記事 NHKから国民を守る党 加陽麻里布司法書士と話してみた

20分前に法廷についたら既に満席で中に入ることが出来ませんでした。

法廷前のたまり場もそれなりに面白かったので、キョロキョロしていたら、議員バッチと思われる立派な襟章をつけた人が2,3人いました。

身なりがしっかりしていたので「民主党系の議員さんかな」「N国党の裁判を見に来るのだな」「珍しいな」というのが第一印象でした。

法廷に入るのは先着順です。満席になれば議員さんでも入れないんだあ。ザッツ法の下の平等だ!いいぞ、日本!とか思っていたら、「あれ?」と引っかかるものがありました。

見たことある、と思ったのです。

それでN国党のホームページで所属議員を確認しました。法廷前室であればスマホOKです。それで、松田美樹さんだと分かりました。

前日に、まりのさんの足立区議会議員選挙当選無効事件について調べていたところ、「あれ?N国党の居住実態なしで当選無効って新宿だったよな」と思って調べたときに松田美樹さんの写真を見ていたのです。

それで「N国党の松田さんですよね」と話しかけてみました。

居住実態問題 松田さんに話しかけた時の僕の理解

N国党 松田美樹新宿区議会議員に話しかけたものの、その時僕は松田さんの問題をよく理解していませんでした。

以前、立花さんの動画解説を見たのですが、ややこしくて、深く考えなかったのです。僕はお酒を飲みながら晩御飯を作っている時に立花さんの動画を見ることが多いのです。

立花さんの声は、台所で水仕事をしていても、聞き取れるからです。

まりのさんは、自分が墨田区民であることを公開して足立区議会議員選挙に立候補して当選しました。そして当選無効の決定を選挙管理委員会から下されています。

公職選挙法で求めている住所要件が、公務員を選ぶ国民の権利と、住所・移動・職業選択の自由を保障している憲法に違反している、と訴えているのです。

分かりやすいです。

「松田さんは、新宿に家を借りていたけれど、電気と水道のメーターの変化値から居住実態がない、と判断されて当選無効になった」というのが、松田さんに話しかけた時の僕の理解でした。

居住実態問題 まりのさんの件より松田さんの件はややこしい

今回、松田さんの件も調べてみて「ああ、確かに法律がおかしいね」というのが僕の結論です。

この動画の立花さんの説明を聞いて、併せて東洋経済の記事よ読んでいただくのが良いですが、僕の理解を書いてみます。

「N国党」新宿区議員の当選が取り消された理屈
地方議員に3カ月の居住実態が必要となる意味 
2019/09/06 5:50 東洋経済ONLINE

公的な選挙で選ばれる職業は3種類あります。

国会議員と首長と地方議会議員の3つです。

このうち地方議員だけその土地に住んでいる人に被選挙権が与えられています。

ややこしいので松田さんの例で考えます。

新宿区に3か月以上住んでいる人に選挙権が与えられています。

松田さんは新宿区の選挙権を持っていて選挙に行って自分に投票しました。

新宿区の選挙権を持っている25歳以上の人に被選挙権があります。

これがヘンテコなのですが、新宿区に住所(住民票)があれば、新宿区の選挙権は貰えます。

選挙権があって、松田さんは31歳だったので被選挙権があるはずなのですが、住民票があるだけじゃだめで、生活の本拠、実際に住んでいる必要があると最高裁が過去に判断しているそうです。

それで、松田さんは、寝泊まりするところが生活の本拠だと考えたそうです(動画より)。

確かに、一日中会社で仕事して食事は外食で風呂は銭湯、家には寝に帰るだけという人もいますね。

僕が松田さんに話しかけた時に、横にいた男性から「僕旦那です(だったかな?)」と話し掛けられました。立花さんの解説動画に出ていた男性でした。

松田美樹さんの旦那さんもN国党の人で練馬区議会議員

2019年夏に立花さんは参議院選挙に当選して国会議員になりました。僕は、立花さんの選挙ポスターをみてYouTubeをやっていることを知り、一度、見たらドはまりしてしまいました。にわかN国党ファンなのです。

参議院選挙前からN国党の活動をしている人たちって野武士集団とか梁山泊的な人たちのイメージがあったのですが、松田さんの旦那を名乗る男性は、丸の内あたりのビジネスマンみたいな人だったのでN国党の人とは思いませんでした。

そう言えば立花さんの解説動画に夫婦で出ていたなあと思い出しましたが「名前なんだっけ?聞くに聞けない」と言う感じの初対面シーンでした。

今回調べたら、松田わたる練馬区議会議員でした(以下、ご主人)。

松田さんは、ご主人と生活をしていて、食事、入浴を済ませてから被選挙権の居住要件を満たすために新宿に移動して寝泊まりしていたというのです。

僕はN国党を支持しているので、涙ぐましい努力とも思えます。

ただ、まあ、「生活の本拠」となると旦那さんが住んでいるところになる、と判断される可能性は十分あるなあ、とも思います。

でも、新宿の居住実態なしの判断は電気、水道のメーターの変化値だったわけですから、電気をつけっぱなし、水道流しっぱなしにしたら分からない訳です。

さらに、新宿区議として当選したら、新宿区以外に住んでも問題ないのだそうです。

なんだかバカバカしくないですか?居住実態要件って。

松田さん本人に聞いたところ、

「東京都選挙管理委員会の手続きが終了後、裁判になりますが、居住実態は争わずに、公務員を選ぶ権利と住所の自由の侵害を争点にする予定です。

ただ、電気、水道のメーターで今回判断されたので、それを続けるならば、判断基準は示していただきたいと思っています」

という主旨のことをお話されていました。僕の理解ですが。

松田さんは当選無効になったと報道されていたので、失職しているかと思っていたのですが、なんと議員のままで、ちゃんと議員活動も続けられていました。

全ての情報をきっちり読まないから一般人の理解なんてこんなもんですよね。

そういうのを利用したら印象操作って出来ちゃうんだろうなア。

憲法15条公務員を選ぶ権利

居住実態を理由として選挙管理委員会が下す当選無効の判断は、公務員を選ぶ国民の権利を保障する憲法15条違反だとN国党は主張しています。

そこで、選挙結果を調べてみました。

松田さんが当選した新宿区議会議員選挙は今年の4月21日に行われました。

38の定数に対して53人が立候補して松田さんがは27位で当選しました。得票数は1848票です。東京都新宿区議会議員選挙(2019年04月21日投票)選挙ドットコム

最下位とブービーの人は200台、300台の票数なので1848票は立派な数字に思えます。

地方議員の居住実態について

住民自治の観点からそこの議員は地元の人の中から選ぼう、という考えがあるようです。なるほど、と思えます。でも、3か月ぽっち住んでいたらそこの住民ってなるのでしょうか。何年住んでいたらそこの人と認められるのでしょうか。

単身赴任の人は少なくないと思いますが、その人が住民票を移している場合、移していない場合はどうなるのでしょうか。

なんか考えるとややこしくなりますが、過疎化で地方議員のなり手がいなくなって定員割れしているところが8か所あるそうです。

居住要件を撤廃すれば、Iターンを考えているけど、仕事があるか心配している都市生活者が、当選したらその地に移住するという人も出てくるんじゃないでしょうか。

ネットがあればどこに住んでいても人とのつながりは維持できますから。

松田議員夫妻 感じのよい人でしたよ

まりのさんの裁判終了後に、松田夫妻に写真を撮らせていただきました。

議員さんと言うと権威なので敷居が高いイメージありますが、松田夫妻は極普通の人でした。僕がどんな人間か全くわからない状態でも色々と質問に答えてくれました。

松田さんと話をして「ブログに書きますね」と約束をしたので、新宿区議当選無効の争いについて調べてみました。

ご縁がなければきっとここまで詳しくなることはなかったと思います。

興味をもって調べてみると面白いのもです。

立花さんの解説では、12月19日のまりのさんの裁判で違憲判決が出れば、松田さんの件も解決して新宿区議確定になるそうです。たのしみ。

感じの良い人どころではなかった 立派

上のように一通り書き終えた後に、2019年9月20日に行われた新宿区議会での松田さんの質問動画の存在に気が付きました。

地方議会の様子を見ることなんていままでなかったのですが、見てみて興味深かったです。

まず、雰囲気が良かったです。

僕の誤った先入観だったのかもしれませんが、N国党の人は議会で冷遇されているというイメージがありました。

でも、新宿議会では松田さんが登壇する際に、拍手で迎えられています。

さらに、彼女の質問中も(全部聞いたわけではありませんが)野次はなく、静かに区長さんたちが聞いている様子が映っています。

ちゃんとしてるじゃないですか。安心しました。

次に、松田さんの質問の様子です。

区のNHK受信料に関することと、区議、職員の住所要件に関する2つの質問を僕は聞きました。

特に、住所要件に関しては、聞きごたえがありました。

立派ですよ。是非、ご自身の目で見て欲しいです。

立花さんが「地方議員なんてアホばっかやで」と言っているのがインパクト強いんですけど、やっぱちゃんとしてますね。

確かに、誰かの書いたものをただ読んでいる可能性もありますが、それを言ったら国会議員もそうだし、なにより立ち居振る舞いに品があるんですよ。松田さんも議会も。

内容も素晴らしいですよ。N国党の区議会議員に政策秘書とかいそうにないから、自分で考えたんじゃないでしょうか。

公職選挙法の選挙権と被選挙権の矛盾の指摘は鋭いと思います。

住所要件に関しては、「地方議員たるものその地に根差した活動をし、その地に積極的に納税すべきと考えているため住民票は新宿に置くべき」と主張しています。

さらに、新宿区職員の住所要件について質問しています。

新宿区の職員で新宿区に住んでいる人は10.6%しかいないそうです。他県から通っている人もいる。地元の人を積極的に採用したほうが、災害時の迅速な対応が可能になり住民の安心につながるし、職員の負担軽減にもなる、というのです。災害時に多くの職員が役所で寝泊まりするからです。

税の面でもふるさと納税の普及で税収が落ちるから、職員は新宿に住んで新宿に納税するのがよいのでは、みたいなことも話していました。後半部分は記憶に頼って書いているので、実際の動画を確認してみてください。

百聞は一見に如かず、聞くのと見るのでは大違い。会って伝わる人格もあります。

褒めるときは適当でも良いと思いますが、批判、批評するときは、会って聞いて確かめてからの方が良いですよね。

だって、自分が確認もされずに批判されたら悲しいですもんね。

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ひでき

 

 

 

はじめまして。
ひできです。メールアドレス mtwoods2018@gmail.com

母方の祖父母から4代小岩に住んでいます。
大学卒業時就職活動に失敗し小さな製薬会社に就職。
そこではスキルが身に付かないと危機感を抱いて1年で退職。外資系製薬に転職。入社後即、そこよりも大きな外資系製薬に吸収合併されて上司、先輩の多くがリストラされるのを目の当たりにしました。
そこから転職を繰り返してより専門性を高め、高めた結果、目標になる上司、先輩、同僚が見当たらず仕事がつまらな過ぎて脱サラ。
2018年は1年間主夫をしながら家族とたっぷりの時間を過ごしながら父の介護もしていました。
長男は自閉症。
20年専業主婦だった妻は代わりに仕事を見つけて働きに出ています。仕事以外に5つのコミュニティーい所属して日を追うごとに活性化しています。
脱サラ直後はFX(外国為替証拠金取引)で生活費程度稼げていましたが、2018年8月のトルコリラショック以降お小遣い程度の収入。
インターネットビジネスに希望を見出してブログスタート。いつかはパソコン1台で稼げるようになりたいなあと夢に満ち溢れている1973年生れの46歳です。2019年5月から電子書籍の発行を始めています(10月現在10冊発行)。僕が書いた本のご紹介