ひできのつぶやき

カナブンを助けてみた 結果は?

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中村仁一先生が説く 自然死は苦しくない

自然死について学ぼう きっと日本人は救われる 中村仁一先生の講演を聞いて

この記事を書いた後に関連する出来事ありました。その話を今日、知人にしたところ、「全然、くだらなくないですよ」と勇気づけてくれたので記事にしてみようと思います。

「カナブンを助けた結果」です。

カナブンを助けるとやる気が出る!

僕の好きな作家さんに午堂登紀雄さんという人がいます。

ご本人にも奥様にもお会いしたことがあります。

午堂登紀雄さんは非常な努力家で、数々の偉業を達成されています。

それは努力をしたからだ、と言います。
やる気が出ない時でもやる気を出す方法を知っているからだ、と言います。

この本にはその方法が78個のっています。

その中の一つが「カナブンを助ける」です。

カナブンがひっくり返っていた

梅雨明けの炎天下、我が家のベランダでカナブンがひっくり返っているのを発見しました。

息を吹きかけるとわずかに動きます。
まだ生きていました。

妻にそのことを話すと妻はその辺にあった洗濯バサミをカナブンに差し出し、
「ほら、これにつかまりなさい」
と言ってカナブンを起こしてあげました。

後ろで見ていた僕もなんだかいいことをしたような、自己肯定感が体の中に充満するのを感じました。

カナブンに水分と栄養を補給!

カナブンが気になってしばらくしてからベランダを覗いたところ、またカナブンがひっくり返っていました。

妻にそのことを言うと、
「ベランダがものすごく暑いから弱っちゃってるのかもね」
と言います。

そこで僕はジャム瓶の蓋を台所で見つけて、それに水を注いでハチミツを一滴たらしました。

そのハチミツ水入り蓋をもってベランダに行き、割り箸でカナブンをつまみました。

カナブンはピクリともしません。
もうだめかもしれませんが、取り敢えず、ハチミツ入りの水の中に入れてみました。

すると、「のわー!!」と思える事態が発生しました。

カナブンの口からなにやら茶色い液体が!

割り箸でつまんでも動かなくなったカナブンをハチミツ入りの浅い水の中に入れたところ、体はピクリとも動かないのに、水に浮かんだ状況で左に約30度、静かに回転したのです。口から何やら茶色い液体を吐き出しながら。

「わー!!」

と心の中で叫びました。

自然死のススメを説いている医師の中村仁一先生は終末期の延命処置を否定しています。

死に備えて肉体は変化をしていきます。
それは自然な現象です。

でも現代医療はそれを「異常」と捉えて点滴やら経口栄養剤を無理やり死にゆく人に投与します。

それは死にゆく人間にとっては苦痛以外の何物でもない、というのです。

炎天下でひっくり返って干からびかけているであろうカナブンを栄養入りの水に浮かべた僕の行為が、終末期の医療現場と重なりました。

カナブンが(おそらく)口から茶色い液体を吐き出したのをみて、「ああ、苦しんでいるのかもしれない」と僕は少し怖くなりました。

妻にこのカナブンの反応を話すと「ホラーだね」と言いました。

カナブンの復活!

気になってちょこちょこカナブンをみていましたが、カナブンは動きません。

それが、どれくらい時間がたったでしょうか。

何度目かにカナブンを見に行ったところ、なんと、カナブンが復活して蓋のふちに捕まっていたのです。

水と栄養を摂取して、カナブンが復活したのです!

もう、目が離せません。

しばらく様子を見ていると、カナブンは蓋の淵からベランダに降りて僕の方に歩いてくるのです。

日陰を求めているように思いました。

もう、歩き方が、本当にヨタヨタしているのです。
カナブンは平地を歩くのが苦手なのでしょうか。

また、コロッとひっくり返ってしまいました。

苦しんでいるものを放置できますか?

日陰を求めてヨタヨタ歩いているカナブンが目の前でひっくり返ったのをみて、僕は三度目の手出しをしました。

サンダルから外れた、本来かかとを固定するための帯状のものを枝に見立ててカナブンに差し出したのです。

カナブンの大きさにちょうどフィットしたようで、カナブンはその帯にヒシッと捕まりました。

そしてその帯状のものと一緒にカナブンを日陰においてあげました。カナブンは元気に(おそらく)伝え歩きをしていました。
もう、安心なように思えました。

死にゆくカナブンに水と栄養を与えたことは苦痛を与えていたのかもしれません。

でも、その後、普通に歩けるようになったカナブンを見たら、やっぱり、次からもひっくり返ったカナブンに水とハチミツをあげてしまうだろう、とその時思いました。

数時間の延命にどれだけの価値があるのか

例え数日、数時間であれ延命効果があることが分かっている医療処置をしなかった場合、尊厳死、安楽死など難しい問題が発生して、「見殺しにした」とも言われれば、医療者は最悪の場合、殺人の罪にも問われかねません。たぶん。

難しい問題です。

延命処置の中止に関して調べていた元上司が、「学会ごとに安楽死や尊厳死など呼び方も定義も少しずつ違っていて、状況を整理するだけでも非常に難しい」と頭を抱えていたことを思い出しました。

復活したように見えたカナブンは今朝、同じ場所にひっくり返って死んでいました。

僕がしたことは何だったのでしょう。
例え数時間でも長く生きられてカナブンは幸せだったのでしょうか。

あるいは、苦しみを永らえさせてしまっただけだったのでしょうか。

中村先生は、死ぬ直前、呼吸困難や脱水症状になると脳内麻薬が放出されて本人は苦しくない。

それを酸素や水分を投与したら脳内麻薬が放出されなくなるので、苦しみながら死んでいくことになる、と書いていました。記憶で書いていますので、ご興味のある方は中村仁一先生の著書をお読みください。

寝たきり老人は日本に多い

どこだか忘れましたが、ある国では老人が脳卒中なので倒れても「もう充分長生きしたね」とか言って延命処置をしないのだそうです。

だから、寝たきり老人がいない、と。

確かに、欧米?では寝たきり老人がいない、と何かで聞いたことがあるような気がします。

知人は「日本という国の問題かしら」と言いました。

僕は、それは死を最も穢れた現象だと考える神道の影響だと思っています。

日本人は死を「縁起でもない」と言って考えようとしません。

でも、生きているものは全部死にます。自然なことです。

死を穢れと考えるのは宗教観です。

死は、リアル、現実です。

現代の日本では身の回りに死がありません。

カナブンの最期をみてそんなことを考えました。

「カナブンの話なんて、おっかしいですかね」と僕が聞くと、その知人は、「そんなことないです。すごく、よくわかります」と言ってくれました。

それで、勇気をいただいてこの記事を書きました。

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母方の祖父母から4代小岩に住んでいます。
大学卒業時就職活動に失敗し小さな製薬会社に就職。
そこではスキルが身に付かないと危機感を抱いて1年で退職。外資系製薬に転職。入社後即、そこよりも大きな外資系製薬に吸収合併されて上司、先輩の多くがリストラされるのを目の当たりにしました。
そこから転職を繰り返してより専門性を高め、高めた結果、目標になる上司、先輩、同僚が見当たらず仕事がつまらな過ぎて脱サラ。
2018年は1年間主夫をしながら家族とたっぷりの時間を過ごしながら父の介護もしていました。
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20年専業主婦だった妻は代わりに仕事を見つけて働きに出ています。仕事以外に5つのコミュニティーい所属して日を追うごとに活性化しています。
脱サラ直後はFX(外国為替証拠金取引)で生活費程度稼げていましたが、2018年8月のトルコリラショック以降お小遣い程度の収入。
インターネットビジネスに希望を見出して「慶應わっきー」で勉強してブログスタート。いつかはパソコン1台で稼げるようになりたいなあと夢に満ち溢れている1973年生れの45歳です。