ひできのつぶやき 本の紹介 自閉症

大丈夫、大丈夫

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僕の長男Rくんは自閉症です。

知的障害がありますが、、
発語はありますし、簡単な意思疎通は出来ます。

でも、理由を説明したり、買い物に必要な計算は
なかなかできません。

Rくんが赤ちゃんのころは沢山、沢山
絵本の読み聞かせをしました。

動画も好きで沢山のVHSのテープ、DVDも買って見せました。
今はYouTubeが大好きです。

自閉症の症状の一つだと思いますが
Rくんは同じ自閉症の子と比べても
独り言がとても多いです。

昔、読んだ絵本や繰り返し見た動画のセリフの暗唱です。

覚えたことはとてもよく通る大きな声ではっきりと発音します。

ここ数年のことだと思いますが、
絵本や動画だけでなく、何かで覚えたフレーズも
Rくんの独り言のレパートリーに入ってきました。

僕の影響で斉藤和義が好きになり
自分でYouTubeで調べて色々見ているようです。

たぶんそこで覚えたと思うのですが一時期
「君の顔が大好きだ」
と突然いうことがありました。

それより以前は、非常にネガティブで汚い言葉を覚えて
癖になった時があって、僕は本気で怒っていましたが、

「君の顔が大好きだ」は
肯定的で素敵な独り言だと思っています。

この言葉は一時的でしたが、
同時期に覚えて定着している言葉が

「大丈夫、大丈夫」です。

僕は日々、色々な問題を発見しては
解決方法を考えています。

特に深刻になるような話ではなくても
よりよくしたいという思いで
問題を探しているような気もします。

先日、中2の次男が期末テストを受けました。
結果が戻り始めています。

週末には高校説明会もあり、
取り敢えずの志望校も決まりました。

テストの結果と志望校を見比べて対策を考えていました。

そうしたところ長男のRくんが「大丈夫、大丈夫」
と言ったのです。

はっ、としました。
まだまだ先のことなのに何となく
深刻に考えていたのです。

別にその高校に入れなくても大丈夫でしょう。

もっとリラックスして考え、話し合おう、
そう思えました。

人生は攻略できる 橘玲

橘玲さんは、僕の印象では、経済的に自立して自由に生きるための方法を伝えている作家さんです。

「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ」

「貧乏はお金持ち 「雇われない生き方」で格差社会を逆転する」

「残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法」

「不愉快なことには理由がある」

「言ってはいけない 残酷すぎる真実」

橘玲さんのこれらの本を僕は読んだことがあります。

きっとすごく頭の良い作家さんなのだと思います。

なるほど~、と世の中の仕組みが分かった気にさせてくれます。

「宝くじは愚か者にかける税金」
というフレーズは橘玲さんの文章だと思います。

最近、宝くじが売れなくなっている、と聞きましたが
橘玲さんの影響ではないか、と思っています。

その他、医学部の女子学生差別の問題はでは、
「差別とは、合理的な説明が出来ない区別のこと」
と教わって納得しました。

(この表現は橘玲さんの言葉そのものではなく
僕の理解したことを表現しています)

富士通の話だったと思いますが
日本式の成果主義が失敗した状況を
橘玲さんが本の中で書いていて、
それが僕自身が経験したことと一致していて
深く納得した経験もあります。

こんな感じで橘玲さんから学んだことは沢山あるのですが、
橘玲さんの本はボリュームがあるし、
書いてあることが難しいし、
なんか文章に軽快さがないんですよね。

ちょっと暗くなっちゃうような文体なんですよ。

でも、冒頭に紹介した「人生は攻略できる」は
パラパラと見ただけなのですが、
すごく読みやすいです。

橘玲さん的な文章なのですが、
暗さ、重苦しさがすごく薄くなっています。

「おわりに」を読んだらライターさんが橘玲さんにインタビューして
本を作成した、と書いてありました。

いわゆる「ゴーストライター」ですね。
堀江貴文さんの本はすべて「ゴーストライター」です。

ビジネス書の9割は「ゴーストライター」が書いている、
という本も出版されています。

僕は、ゴーストライターを肯定しています。

内容は著者(堀江貴文さんや、橘玲さん)の頭の中にあるものが
文章化されています。

それを、書くことが得意な人が文章にするのです。

分業ですね。

本人が書くよりも読みやすくなるのであれば
これは読者にとって良いことだと思います。

で、橘玲さんの「人生は攻略できる」はお薦めです。

これは、これから人生を選択する若い人向けの本です。

僕らが学生だったころと今の世の中がどう変わったのかが
書かれています。

若い人は、受験や選択に失敗しても何度でもやり直せるから大丈夫、
そういうメッセージが、とても論理的に書かれていて説得力がありました。

次男の将来を選択するにあたって、
親としては真剣になりがちですが、

真面目に取り組んでいれば
どういう結果になっても
「大丈夫」と
思えるようになりたいと思います。

そのためには「大丈夫」という言葉を口癖にすること、
そして、なぜ「大丈夫」と考えられるか、
理屈で自分を納得させることが大切だとおもいました。

自分の経験でも、確かに人生って
「大丈夫、何とかなってきた」
と思えます。

これは、一休さんの言葉ですよね。

一休さんが遺言を残しました。

寺が本当に大変なことになったら
その時、この封筒を開けなさい、

と言い残したそうです。

実際に、寺が大変なことになって
にっちもさっちも行かなくなった時、
お弟子さんたちが一休さんの言葉を思い出します。

そして、その封筒を開けてみました。

そして、そこには
「大丈夫、心配するな、なんとかなる」

と書いてあったというのです。

素晴らしい!!

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ひできです。メールアドレス mtwoods2018@gmail.com

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大学卒業時就職活動に失敗し小さな製薬会社に就職。
そこではスキルが身に付かないと危機感を抱いて1年で退職。外資系製薬に転職。入社後即、そこよりも大きな外資系製薬に吸収合併されて上司、先輩の多くがリストラされるのを目の当たりにしました。
そこから転職を繰り返してより専門性を高め、高めた結果、目標になる上司、先輩、同僚が見当たらず仕事がつまらな過ぎて脱サラ。
2018年は1年間主夫をしながら家族とたっぷりの時間を過ごしながら父の介護もしていました。
長男は自閉症。
20年専業主婦だった妻は代わりに仕事を見つけて働きに出ています。仕事以外に5つのコミュニティーい所属して日を追うごとに活性化しています。
脱サラ直後はFX(外国為替証拠金取引)で生活費程度稼げていましたが、2018年8月のトルコリラショック以降お小遣い程度の収入。
インターネットビジネスに希望を見出してブログスタート。いつかはパソコン1台で稼げるようになりたいなあと夢に満ち溢れている1973年生れの46歳です。2019年5月から電子書籍の発行を始めています(10月現在10冊発行)。僕が書いた本のご紹介