自閉症

発達障害児を特別支援学級へ入れるタイミングについて

投稿日:2018年12月25日 更新日:

渡米して自閉症の息子にABAを実践したCheeさんのブログのコラボ記事です。
理想の発達障害支援を考えてみる その2

関連記事は「あなたのお子さんが「自閉症の疑い」がある、と言われたら」です。

発達障害児を特別支援学級に入れるタイミングについて
我が家の場合どうだったのかを例に考えてみたいと思います。

うちの長男Rくんは自閉症です。
「疑いがある」と言われた時点から妻が色々調べて
ABAという療育方法があることを知りました。
本によるとABAによって普通の人と変わらないくらいに成長した人もいるということでした。

小学校は普通学級に入れる

「小学校は普通学級に入れる」ということを目標に
Rくんが4歳くらいのころからABAを始めました。

僕はRくんを普通級に入れることにこだわりました。

理由は、特別支援学級い入れてしまうと普通級に編入することは難しいが、 普通級から特別支援学級へ移行することは時期を問わず可能だから、 です。

普通級に入り、定型発達いている子と一緒に生活をしていれば、それに刺激を受けて 真似て、家庭では学ばないことを学ぶ可能性があります。

また、人それぞれ発達の早さに違いがあるのであって、
数年後には普通の人になる可能性もあります。

その時特別支援学級にいて普通級に行く事が出来なかったら
悔やまれると思うのです。

普通級のほうが支援級よりもストレスは多いと思います。
でも、障害者枠であれ、将来、一般企業に就職する可能性があるのであれば やはり普通の人(言い方が難しいですが)と一緒の環境になれておいた ほうが良いと思うからです。

Rくんは小学校入学前の判定で「特別支援学級が望ましい」となりました。
校長先生を初め僕ら親と関係者の話し合いがもたれました。

親が普通級を希望すれば、それを阻止することは行政、学校側は出来ません。

しかし、普通級でRくんに介助員をつけることは出来ない、
と言われました。
ABAをやっていたので介助員さんが指示を出してくれれば
なんとかやっていけると僕達夫婦は考えていましたが
それが出来ない、と言います。

なぜならば、普通級での介助員以上の手厚い福祉サービスを提案したにも関わらず 僕らがそれを断っているからです。

そこで妻が常時付き添いをする、という条件でRくんは普通級に通うことになりました。

約3ヶ月後、1学期が終わるときに、その後の対応を決めることになりました。
学校側からは「2学期以降特別支援学級への編入」の提案がありました。
常に学校でのRくんの様子をみていた妻も学校側の提案に賛成しました。

なぜ支援学級へ編入なのか、納得のいく説明がないことに
僕は不満でした。
理由も聞かされず同意できません。

しかし、結局、僕はRくんの特別支援学級への編入を受け入れました。

師匠と仰いでお世話になっている人から言われたのです。
「普通級にこだわって二次障害でも起こしたら取り返しがつかないぞ」 と。
この子は普通学級ではやっていけない、ということが1年生の3ヶ月間で 見極めがついた、という事だったのだと思います。

ただ、将来のことは確かなことが言えません。
だから学校側からの説明がなかったのかと今はそう思います。


たとえ3ヶ月でも普通級に入れて良かった

一度特別支援学級へ入ってしまえば普通級に入るのは困難です。
このことは学校、行政との最初の話し合いの時に確認しています。

子どもが普通級に適応できる可能性を親が信じられる限りは
普通級に入れるべきだと思います。

やってみて、普通級には適応できない、と現実を知れば
後悔もないからです。

無理を通したことで妻や学校関係者のかたには負担をかけたかもしれません。
しかし、我が家が選んだ判断は、誰からも咎められませんでした。

入学時に話し合った校長先生はRくんが小学校を卒業するときには
ご退官されていましたが、卒業式には顔を出してくれました。

「ご無沙汰しています」と挨拶をして僕のことを覚えているか確認したところ 「もちろんです」と言ってくれました。

その雰囲気からは当初僕が普通級にこだわったことに対する肯定的なものが感じられました。
もちろん、自分に都合よく解釈していると思いますけど。

より詳しい情報はこちら↓

-自閉症

執筆者:


  1. Chee より:

    具体的で良いお話ですね。
    私も日本にいたらダメ元でも普通級をまずは試したと思います。同じく、後悔するくらいならやってみるという考えだからです。

    「ABAで良くなった!」というのも、同一本人がやった場合とやっていない場合での比較はできないですし、幼少期の発達なんて人それぞれで、何がどこまで良くなったかなんてわからないですけれど、「やった」と「やらない」だったら「やった」側になった方がいいですもんね。

    悩んでいる方の参考になるといいです。

    • mtwoods2018 より:

      やらない後悔は引きずるが
      やってダメだった場合は納得できると言いますよね。
      ありがとうございます。

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プロフィール

 

ひでき

 

脱サラ、フリーランスに特化した
「ひできの脱サラ日記も始めました。

 

はじめまして。
ひできです。メールアドレス MtWoods2015@yahoo.co.jp

母方の祖父母から4代小岩に住んでいます。
大学卒業時就職活動に失敗し小さな製薬会社に就職。
そこではスキルが身に付かないと危機感を抱いて1年で退職。外資系製薬に転職。入社後即、そこよりも大きな外資系製薬に吸収合併されて上司、先輩の多くがリストラされるのを目の当たりにしました。
そこから転職を繰り返してより専門性を高め、高めた結果、目標になる上司、先輩、同僚が見当たらず仕事がつまらな過ぎて脱サラ。
2018年は1年間主夫をしながら家族とたっぷりの時間を過ごしながら父の介護もしていました。
長男は自閉症。
20年専業主婦だった妻は代わりに仕事を見つけて働きに出ています。仕事以外に5つのコミュニティーい所属して日を追うごとに活性化しています。
脱サラ直後はFX(外国為替証拠金取引)で生活費程度稼げていましたが、2018年8月のトルコリラショック以降お小遣い程度の収入。
インターネットビジネスに希望を見出して「慶應わっきー」で勉強してブログスタート。いつかはパソコン1台で稼げるようになりたいなあと夢に満ち溢れている1973年生れの45歳です。