主夫 男女同権

脱サラ主夫1年を終えるにあたっての自己評価

投稿日:2018年12月23日 更新日:

個人の意見ですが、
男が40歳を過ぎると家財道具など必要な物はだいたい揃い、
子どもは大きくなって、だんだん必要となるお金の額は減ってきます。
会社での仕事はマンネリ化し、将来に発展的な希望も感じられなくなれば
会社勤めが楽しくなくなり嫌になってきます。

一方女の人は子育てで家にしばられ
その間に蓄積していたエネルギーがはち切れんばかりになっており、
かつて、やりたくても出来なかったことが、
子育てが一段落すれば、やりたくなるはずです。

あらかじめここまで考えていたわけではないのですが、
我が家では2017年末に僕が脱サラをして主夫になり、

妻が外に働きに出るようになりました。

もう1年が過ぎようとしていますので
我が家にとってのこの新しく実験的な生活について
自己評価をしてみようと思います。

会社勤めのころは査定用に提出する自己評価表の作成が
本当に憂鬱でしたが、 今回の自己評価は進んでやってみようと思えています。


妻の変化

妻のことについて書いたら自己評価じゃないだろう、
という気もしますが、我が家のという点から考えてみます。

妻は昨年資格取得の勉強をして試験を受けて合格し、
年明けに就職活動をして即仕事が決まり3月から働きに出ました。

有言実行です。こんなに行動力のある人だったのか、と
少し驚いています。

2人の息子を育てて、うち、1人は自閉症児で
だいぶ鍛えられていたのかもしれません。

仕事に関しては半年が過ぎて慣れてきたようで
発するオーラに余裕が出てきています。

仕事に関してほとんど愚痴を言わないのが驚愕です。
それを指摘したら、「たまたまいいひとに恵まれてるからね」
と言っています。
初めはいじめられたりしないか少し心配になりましたが
取り越し苦労でした。

得手不得手はもちろんあって、勤怠表の入力とかは悪戦苦闘しているようです。

妻の仕事は週に3回なのですが、
日曜日以外はほぼ毎日外出しているような気がします。

仕事以外に子ども関連のコミュニティに
5つも入っているからです。

元々積極的に外に出て活動するタイプの人ではないのですが、
子どものことが関係していることと、
周りの人から誘われたり頼まれたりするので
活動する機会が増えました。

5年、10年前と比べて確実に生き生きしているように
思います。

妻がこのように活動することが出来るようになったのは
僕がほぼ家にいるからだと思っています。

この点では評価をしても良いのではと自分では思います。

ただ、また僕が外に働きに出たとしても、
制約は出たとしてもなんとかなるものだとも思っています。


僕の家事全般

脱サラをして家にいて自由に生きています。
どこのだれかに何かを言われるわけでもないのですが、
もし日がな一日ネットゲームばかりをしていたら
自己嫌悪と罪悪感で不幸になっていたと思います。

それを打ち消すためにも家事にいそしんだような気がします。

脱サラをして家事に使う時間は圧倒的に増えました。


日本人男性が家事に使う時間の長さは最下位

12月15日(土)の池上彰さんの番組では
男女の職業格差がテーマとして取り上げられていました。

社会に出て活躍したいと考える日本人女性がこの10年で急増している一方、
その足枷となっているのが、男性の家事不参加だと言います。

経済協力開発機構 OECDが1日当たりの日本人男性の家事に使う時間を調査しました。
何分ぐらいだったと思いますか。

なんと14分。

調査対象の31か国中、最下位だったそうです。

ヨーロッパでは男性が1日に家事に使う時間は1時間以上が多かったそうです。


家事をして5キロやせた

脱サラする前はほぼ20年間MR(製薬会社の営業)をしていました。

ほとんど体を使いませんでした。
車で移動し、エレベーター、エスカレーターで上下移動です。

これはいけないと思って1年間ジムに通いましたが
動く時間は30分から1時間です。

痩せませんでした。

ところが脱サラをしたら食べること飲むことに気をつけていないにも
関わらず少しずつ体重が落ちて5キロ痩せていました。

主夫を始めた当初は新鮮さもあってシャカリキに
家事をしていた、ということもありますが、

疲れ果ててよく昼寝をしていました。

大袈裟な、と思うかもしれませんが、
MR時代全然動いていなかったですし、
家事をしていると結構体を動かすのです。

掃除、洗濯、買い物、料理、立っている時間は圧倒的に増えました。
そして、しゃがむことが多いのです。

何回スクワットしてるんだ、というくらいです。
階段の上り下りも頻繁です。

そりゃ、痩せるわ、と思います。

定年後一般的に男性は家事をしないので動かなくなりますが、
女の人は死ぬまで家事をしつづけます。

男女間で寿命に差があるのは、ここに秘訣があるのではないかと思い、
担当のケアマネジャーに話をしたら共感していただけました。

日本の男の人も家事をやったほうが絶対イイと思います。

家事も結局経験

家事全般をするように心掛けていましたが、
家事と一言で言っても色々あります。

もちろん、出来ているところ、出来ていないところがあります。

それは経験がもの言うように思います。

料理は社会人になってから始めたのでなんだかんだ言って
20年くらいの経験があります。

掃除は学生時代にバイトでやっていたので30年くらいの経験になるでしょうか。

この2つは、今年1年でも合格点をあげられると思います。

ダメなのは洗濯、買い物です。


洗濯失格

僕は一人暮らしの経験が半年間しかないのですが、
その時は、干してある洗濯ものを、そのままとって着ていました。

結局広げて着たり履いたりするのに、
いちいちたたんでしまうということの意義を見出せなかったからです。

一方、妻は家事の中で洗濯が好きなようです。
そんなこともあり、結婚してから20年洗濯に僕が参加したことは
ほぼゼロでした。

主夫になって初めに教わったことは洗濯機の使い方でした。

朝起きて洗濯機を回して物干し場がある2階に持って上がるのは僕の仕事です。

しかし、最近は、干す、たたむは妻がやっています。

妻は仕事に慣れて余裕が出てきたのか
洗濯関連には協力してくれます。

というか取り上げられた、というか
実質ダメ出しされたと思っています。

ある日、洗濯ものを、洗濯バサミがいっぱいぶら下がったあれに
干していたら、直後に妻が、付け直していたのです。

乾けばなんでもいいじゃないか、と思いますが
妻なりの考えがあるようです。

文句は一切言われませんでしたが、
やり直されたら気分はよくありません。

やってくれるのならこちらは楽なので
やらなくなります。

たたむのも、僕のたたみ方だと
タンスに入らないそうで、
妻がたたんでいます。

もちろん、妻が忙しくて手が回らない時は
最低限でも僕でも出来るのでやりますが、
日常的にはやらなくなってしまったので、
洗濯に関しては落第です;;


買物失格

社会人になって広島岡山長野で10年間過ごしました。
妻は埼玉の人で、結婚後仕事もしなかったため
その地で友達はほとんどいませんでした。

ですので週末はいつも2人でいました。
買い物も一緒に行っていました。

と言っても僕は荷物を持って
車を運転しているだけでした。

子どもが出来てからは家族4人で買い物をしていました。

そのうち僕は自分が料理をするときは
自分で買い物がしたくなりました。

子どもが一緒だと買い物も大変です。

妻が家で子守をして、
僕は一人で買い物に行くようになりました。

気が付いたら妻は僕と一緒に買い物に行ってくれなくなっていました;;

先日、ある人が言っていました。
定年後に奥さんに依存している男性がすごく多い、と。

奥さんが出かけるところにもついてきてしまう。
買い物も奥さんと一緒でないと出来ない、と。

それを聞いた時は、その奥さんは大変だな、と思いました。

しかし、かつては僕もそうでした。
知らぬ間にうまい具合に妻に教育されていたように思います。

ところで今年の買い物の評価です。
これもほぼ落第です。

自分が作りたいメインの料理の素材は買いますが、
細々したものの買い物に意識がいかないのです。

当初は妻と打ち合わせをしていました。

そのうち、妻が仕事帰りにスーパーに寄って
買い物をしてくるようになりました。

妻が家にいる時は「私が買い物してこようか」
と言われるようになりました。

当初は、仕事で疲れているのだろうから
家にいるときはゆっくり休みなよ、
と思い、そう言っていましたが、

「買い物は嫌いじゃないから」
とか、
「動かないとかえって調子が悪くなるから」
という理由で妻が買い物に行くようになりました。

Rくんには食事のこだわりがあり
食後にヨーグルト、バナナを食べます。

こういうものの補充を僕は忘れることがしばしばありました。

それから、たまに発生するものはダメです。
調味料、出汁、洗剤、歯磨き粉、歯ブラシの替え、
ゴミ袋、生ごみネット、などなど。

妻は僕のプライドを考えてメインディッシュの買い物は
僕に任せていますが、きっとそれ以外の買い物に関して、

いちいち打ち合わせをするのが面倒になったので
自分で買い物に行くようになったのではないかと推測しています。

まあ、出来てなかったからなあ、仕方ないよなあ。
よって、買物落第。


夫婦が別々に料理をすることでメニューがバラエティになった

僕がブログを書くようになってから
たまに妻が夕食の料理をしてくれるようになりました。

週に1回くらいでしょうか。

僕がブログを書くことを妻はよいことだと思っている節があります。
妻は語らない人なのです。

聞いても「わからない」と言います。
賢く無口なのです。

料理は僕は好きなので続けていますが、
栄養バランスを考えるとたまに妻に料理を作ってもらったほうが
良さそうなのでお願いしています。

朝食に関しては当初からほとんぼ妻に作ってもらっています。

僕が作るよう料理は子どもに受けているので、
ギリギリ及第というところでしょうか。

子どもの教育はほぼ妻の独占

妻は冷静というか淡々とした人なのですが、
息子2人に関しては秘めた特別な情熱をもっているように思います。

子ども2人に妻を取られた、という感じです。

少しはこっちにも意識を向けてよ、と文句を言ったことがあるくらいです。

でも、妻が子どもに集中し、僕のことは完全に放置だったので
僕は糸の切れた凧のように遊びまわっていた時期があるので、

あまりこちらに意識を向けられても大変なので
匙加減が難しく、まあ、お互いに一緒にいるけど
干渉しあわない夫婦になりました。

妻は僕が主夫になることでほぼ家事労働から解放された分、
子どもの教育に大量の時間を当てています。

学校、習い事関連の準備、確認、関与、調整は
ほぼ妻の独占です。
囲い込んで僕に介入させたくないオーラすら感じます。

とは言え、主夫になって僕は家にいる時間が圧倒的に増えたので
子どもと接する時間も圧倒的に増えています。
妻よりも長いくらいです。

一緒に接していれば当然子どもは父親からも影響を受けます。

なので子供の教育に関しては、住み分け、というか
ゆるく、うすく一線を引いて、共存している感じです。

日本人男性、家事をやってみましょう

1日14分しか家事をしない日本人男性に言いたい、
家事をやってみましょう、と。

僕はこのブログで主夫となって家事をしています、
と公言していますが、
一つ一つ検証してみればこのざまです。

1年やってみて実感しましたが、
家1つ運営するのは物凄く大変です。

例えば、チューブのワサビが切れたら補充する、
などのように具体的な小項目にまで家事を細分化したら、
何千項目あるのかはかり知れません。

女の人はこれを何気なくこなしています。

このブログのコメンテーターのCheeさんのコメントで
再認識しましたが、女の子は実家にいるときから
家事に参加させられているのです。

われわれ男とはキャリアが違います。

仕事でもそうですが、実力差がありすぎると
育てるよりも自分でやったほうが楽なことがあります。

家庭でも一緒で、男がやってダメだと
結局、女性がやるようになってしまいます。

そして、いつまでたっても家事が出来ない男が存在し続ける。

しかし、やらなければいつまでたっても出来ません。
初めから完璧に出来るはずはありません。

少しずつでも経験を増やしていきましょう。

男性の家事参加は
男性の健康寿命増進の秘訣。
夫婦円満の奥義。
女性活躍社会の必須項目です。

極論でしょうか。

補足、掃除は僕の趣味のようなものなので合格です。

-主夫, 男女同権

執筆者:


  1. Chee より:

    まずは脱サラ1年、おめでとうございます!
    家事のレベルアップ素晴らしいです。そうなんです。膝をついたり、屈む事が多くなりますよね。これがですね。やっぱり西洋人はやらないんですよ。笑
    なんでもテーブルやベッドの上でやろうとする。お義母さんもそうです。
    一方、私は日本人式です。なので床が汚いのが気になって常に掃除するのですが、感覚が違うのでもうお互いに直りません。なのでもう洗濯畳みは夫に任せて、掃除や細かい事は私という感じです。日本人のレベルの清潔さは、潔癖症に思われてるみたいですけどね。この辺の得意不得意や感覚の違いは、夫婦で調整していくしかないですね。

    そして素晴らしい奥さんです!カッコいい人ですね。
    女性はこのくらいの年齢からまたパワーアップして行動的になる人が多いですね。ちょうど男性が仕事で疲れてきたところで。上手くできているもんです。
    社会がこういう状態に合わせて、子育てが少し落ち着いた女性の支援をもっとしてくれたら、男女ともに助かるんじゃないかと思います。

    そして干渉しあわないというのもいいですね。うちもそうなりたいです。

    夫がサラリーマン、私が主婦兼個人事業主の時は、わりとその辺のバランスが良かったのですが、零細企業になってから、どうしても毎日仕事の事で話し合うので、ケンカが多くなってしまいました。主権争いみたいな。笑
    子供の事でも話し合いで揉めることも多くなっていました。
    mtwoodsさん夫婦の話を聞いて、自分たちは何やってるんだ?と反省しました。
    とりあえず子供の事が一段落したので、もう一度これで建て直せそうです。

    いい記事をありがとうございました。

    • mtwoods2018 より:

      Cheeさん、
      こんなに長い記事読んでいただきありがとうございます。
      なるほど~、僕の掃除のほとんどは床掃除です。
      掃除機かけて、クイックルワイパーで拭く、
      階段と掃除機はダイソンのコードレスなのですが、
      短い柄のノズルしかないので腰を落として掃除しています。

      日々掃除していても掃除をした直後は本当にきれいになるんですよ。
      心が晴れ晴れします。

      そうかあ、アメリカですもんね。
      家の中でも靴を履いているんですか。

      まあ僕もイギリス、フィリピンに短期語学留学に行ったとき
      すぐに慣れました。屋内靴生活。

      僕が家にいる時間が長くなって
      家の中でのパワーバランスに変化があって
      一時期夫婦間でギクシャクした時期がありました。
      1年経ってちょうど良いところに落ち着いた感じで
      家族四人ちょうど良い距離感が取れています。

  2. […] ①脱サラ主夫1年を終えるにあたっての自己評価 と ②労働生産性最下位と残業とAIで生産性革命、BI の関連記事になります。 […]

  3. Jeadously より:

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プロフィール

 

ひでき

 

脱サラ、フリーランスに特化した
「ひできの脱サラ日記も始めました。

 

はじめまして。
ひできです。メールアドレス MtWoods2015@yahoo.co.jp

母方の祖父母から4代小岩に住んでいます。
大学卒業時就職活動に失敗し小さな製薬会社に就職。
そこではスキルが身に付かないと危機感を抱いて1年で退職。外資系製薬に転職。入社後即、そこよりも大きな外資系製薬に吸収合併されて上司、先輩の多くがリストラされるのを目の当たりにしました。
そこから転職を繰り返してより専門性を高め、高めた結果、目標になる上司、先輩、同僚が見当たらず仕事がつまらな過ぎて脱サラ。
2018年は1年間主夫をしながら家族とたっぷりの時間を過ごしながら父の介護もしていました。
長男は自閉症。
20年専業主婦だった妻は代わりに仕事を見つけて働きに出ています。仕事以外に5つのコミュニティーい所属して日を追うごとに活性化しています。
脱サラ直後はFX(外国為替証拠金取引)で生活費程度稼げていましたが、2018年8月のトルコリラショック以降お小遣い程度の収入。
インターネットビジネスに希望を見出して「慶應わっきー」で勉強してブログスタート。いつかはパソコン1台で稼げるようになりたいなあと夢に満ち溢れている1973年生れの45歳です。