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脱サラへのこころみ 個人事業主へのチャレンジ

投稿日:2018年10月18日 更新日:

こんにちは。
Mt.Woodsです。

僕は1000万円の年収を超える外資系製薬会社の営業をしていましたが、2017年に脱サラをして、今は家で主夫をしています。

どうして脱サラをするに至ったか、
どう考えて、何をしたのかこのブログではご紹介しています。

前回のブログでは脱サラして家庭菜園での自給自足での
エンゲル係数低下を目論み、試しにプランターでニラを育てて失敗し、そもそも土いじりが苦ってだったことに気が付いた、ということを書きました。

脱サラしたらどうなるのか

その続きです。

結局都会を離れられないと悟った僕は農業をあきらめ別の道を模索します。
そして出合ったのが「貧乏人が激怒するブラック日本の真実」です。これは僕が尊敬していて沢山の著書を読んだ作家で実業家の午堂登紀雄さんの本です。

この本で午堂登紀雄さんは、会社員として働くことに満足していないのであれば辞表を出して会社を辞めればよい、と薦めています。

そして辞めた後の生活費をどうするべきかを具体的に提案しています。

それは、アルバイト、フリーターです。
今の日本では正社員が良いとされていますが、
フリーターでなんでダメなのか、一つ一つ論理的に論破していきます。

フリーターであることのデメリットは思っているほど大きくなく、
会社で心身を壊すほど嫌な思いをするくらいならフリーターをして生活をしたほうが健全であることを提案しています。

フリーターでOKという午堂登紀雄さんの説明に僕は反論することが出来ませんでした。

アルバイトなら中高年でも無数に仕事はある、とも午堂さんは紹介していました。その証拠として提示していたのが転職情報サイトのエン・ジャパンです。

僕はそのサイトを知らなかったのですが実際に登録して検索してみました。

確かに数自体は沢山ありました。

問題はその中でやりたいと思える仕事があるか、です。

その後メールが定期的に届いていたので、
たまに気が向いた時にチェックしていました。

やはりお給料が気になります。
どれも給料、年齢を考えると積極的に心は動きません。

ところがある時、平均月収50万円、仕事がある時に出動し、
受けるか受けないかは自由という仕事が目に入ったのです。

信じられない。
その会社のホームページを何度も読みました。

軽貨物の仕事でした。
軽自動車を営業用に行政に届け出て
契約を締結してものを運ぶ、という仕事です。

どうせMRは車の運転ばかりしています。
その仕事は社内の人間関係とかで悩まされることもなさそうです。

物は試しと履歴書を送ったところすぐに面接に来てほしいと連絡がきました。

有給休暇を使って約束の横浜のとある町へ赴き
人事担当者に電話をしたところスケジュールを誤って今日は六本木にいてその日は面接が出来ないというのです。

休みの日に遠くまで出かけてドタキャンです。
普通ならカチンときますが、その担当者の謝り方がとても誠実だったので翌日に延期して、次の日に面接に行きました。

その人事担当者は僕よりも若いと思いますが
きちんとしていて電話で思った通りの好青年でした。

そして、「きちんと仕事内容を把握して納得いただいてから
仕事を始めていただきたいと思いますので」
といって軽貨物輸送についてレクチャーを始めました。

「軽貨物輸送は個人事業主と会社の請負契約によって仕事を回すものです。つまり労働基準法の適応範囲外なので稼ぐことが出来る」、と言います。長時間働けるから稼げると言うことです。

軽貨物輸送には2種類の契約方法があり、「定期」と「臨時」です。
この辺の言葉は、ぼくの記憶であり正しいか分かりません。まあ、そういう感じかとお読みください。

定期は契約先のお店等に毎日ものを運ぶ仕事です。
早朝、日中、夜間、と時間帯がいくつかあり、
1つ1つは大したことはないが、それを組み合わせるとそこそこ稼げる、というのです。

もし、短時間労働がよいといのであれば、
それはその契約次第と言います。

臨時、というのは、大型トラックなどに積み込み忘れたものを
軽貨物で届ける、というものです。

いつ発生するか分かりません。
タクシーと同じで距離で料金が発生しますが、
どこまでの仕事が発生するかは予測がつきません。

そして、仕事は24時間発生する可能性があります。
日本の物流は24時間稼働しています。

受けるか受けないかは自由ですが、例えば
「もう、今日は飲んじゃったから駄目です」
と断れば、次から仕事は回ってこない可能性大です。

仕事を回す人は、いつでも「はい」と言って対応してくれる人に
仕事を回すからです。

その会社では定期軽貨物を推奨していました。
臨時は、ヒューマンエラーであり、情報機器の発達により、今後は縮小していく市場だと考えているから、ということでした。

そして、
「Mt.Woodsさん、
この仕事をしたらずーっと車に乗りっぱなしですよ。
これは車の運転くらいしかできないような人がやる仕事ですよ。
あなたのキャリアでこの仕事はもったいないですよ」

と止められたのです。
採用率98%とその会社の求人情報には書かれていましたが、
僕はその不採用の2%に入ってしまったのです。

なるほどなあ、そうなっているのかあ、と思いました。
これは今じゃなくてもいいな、と思いました。

50歳過ぎても稼ぐ方法が見つからなかったら
こういう稼ぎ方もあるんだな、とある意味安心しました。

あなたのキャリアでこれはもったいない、と採用を断られたのは
この時が初めてではありませんでした。

まだ30代の頃です。
家族、友人がいて自分が育った東京にどうしても帰りたかったのですが、MRの仕事で東京に帰るのは可能性が低いと感じていた時期がありました。

他の道を模索しました。

当時、「カバチタレ」を読んで物凄く面白いと思い、続けて「ナニワ金融道」も読みました。
先物取引に手を出してすべてを失う中年夫婦の絵が印象的でした。

法学部出身の僕は行政書士の資格を取ることを考えました。
でも、少し調べたら行政書士で独立している人の平均年収が恐ろしく低いことに気が付いたのです。

そして、最近、弁護士の平均年収の低さを知り愕然としました。
僕が今ネット上で師事しているわっきーさんという人のブログに書かれているので参考までにリンクを貼ります。
資格を取れば、本当に儲かるのか?依存している人の未来

行政書士はダメ、司法書士は難しすぎる、何かないか、と思っていたときに社会保険労務士という資格の存在を知りました。

通信教育を受けて勉強し、不合格でした。
日本の社会保障制度は難し過ぎませんかね。

で、僕は大学一年生の時に宅建を取っていたので不動産会社に転職することを試みます。

たぶん、ホームページとかが出始めの頃でしょうか。

何かで見つけた不動産会社のホームページを見て会社の様子を想像し、履歴書を送ったら面接してくれることになったのです。

休みをとって東京まで行って面接を受けました。

そこの社長さんは40歳前後の若い人でした。

この人に言われたのです。
「あなたのキャリアでこの仕事はもったいないですよ。
この仕事にうつったら家族に会えなくなりますよ」
と。

そして仕事内容を教えてくれました。

街に不動産の立て看板があるのを見たことがあると思います。
あれは違法だそうです。

その違法看板を設置しているところを警察に見つかったらどうなるのですか?
と聞きました。
怒られるし、場合によっては交番に呼ばれる、ということでした。

なんと気分的に落ち着かない仕事なのでしょう。
警察官に怒られるかもと思いながら仕事をするのは大変です。

MRという製薬会社の営業の仕事は公正競争規約という大変基準があいまいなルールを考えながら仕事をしています。

ルールをきっちり守っていては仕事にならない、とすら思います。
しかし、それは業界の自主規制であって法律ではないのです。

法を犯して仕事しろ、と言われたらMRの世界では大変なことになるでしょう。みんなで会社に反発すること必至です。

綺麗な仕事をさせてもらっているんだなあ、と世間を少し知った気がしました。

軽貨物輸送の面接をしたころには同じくエン・ジャパンで知った
水道工事の仕事にも応募しました。

トイレが詰まった時とかに来てくれる人です。

以前のブログで書いたことがありますが、一時期、うちの自閉症のRくんはトイレットペーパーを大量に使ってトイレを頻繁に詰まらせたことがありました。

小学校の運動会の出番の直前にトイレを詰まらせて、他の生徒や親御さんが覗きにくる中、トイレの掃除をしたことがありました。

あの経験が生きて、今年の西日本集中豪雨で岡山県の高梁市にボランティアで行ったとき、担当した車・バイク屋さんの店舗のトイレを綺麗にしてとても喜ばれました。

それはさておき、トイレなどの水道管の構造、詰まった時の対処の仕方を学べればこれは良いなあ、と思ったのです。

僕は裕福な家庭に育ったわけではないので学生時代は色々なバイトをしました。

引越しのバイトや掃除のバイトもしてきました。

汚れ仕事や肉体労働も出来る自信はあるのですが、世の中が受け入れてくれないのです。

なんと、水道屋さんの仕事は書類すら通りませんでした。

そして、脱サラしてのことですが、つい先日のことです。

これから何をするにしてもまずは体力が必要だと思ったのです。

MRをしていたとき1年間スポーツジムに通って筋トレをしたことがあります。

車で行って、ウォーキングマシン、自転車漕ぎをして、
重いものを持ち上げて毎月お金を払うのです。

それなら自転車で会社に行って引越しのバイトをしたほうが
筋トレになるし、お金ももらえるから良い、と思ったのです。

ジムだと1時間もやれば「嗚呼、疲れた」と帰ってしまいますが、
仕事となるとそうはいきません。
強制的に筋トレをせざるを得なくなります。

これは良いと思い、スーパーで無料の求人誌をもらってきて調べて最寄りの引越し屋さんに電話をしました。

履歴書不要と書かれていましたが、証明写真をつけた履歴書をもって面接に来てください、とのこと。

求人誌に掛かれていることと違うことが幾つかあったので、そういう場合の対処方法も念の為調べて面接の準備をしました。

イメージトレーニングの中で、僕はなんか喧嘩腰です。
書いてあることと言っていることが違うのと、電話でいきなり年齢を聞かれたからです。

主夫になって10ヶ月。
社会とほぼ関わらず生きてきました。

ここでいきなり喧嘩腰で面接に行ったら、偏屈じじいになってしまう、と思い、これは営業の感覚を思い出す場にしよう、受かる受からないはともかく面接官を笑わせて楽しい時間を共有できるかゲーム感覚でのぞんでみよう、と方針を立てたのです。

面接ではあらゆる質問に流れるような口調で即答し、
当初の目論見通り、おっかなそうな面接官でしたが
笑いを取ることにも成功しました。

相手は、ホワイトカラーで生きてきた僕が肉体労働を出来るのか不安に思っていたようですが、

岡山のボランティア経験や介護がらみで実家の1階と2階の入れ替えを一人でやった経験を説明し、へたな20代よりよっぽど役に立ちますよ、と啖呵を切ってきたのです。

面接後、今後のスケジュールを確認したところ、
3日後に合否の連絡をする、とのことでした。

今日で、1週間になりました。連絡は来ません。

なんと、引越しのバイトの面接に落ちたのです。

あの面接の直後あるきっかけがあり、
地元の中学校の時の同級生と飲む機会がありました。

公式な同窓会には一度も出ていないような当時ワルだった友人がたくさん集まっていました。

Mt.Woodsはいまなにしているの?と聞かれて
「無職」と言ったら絶句していました。
「ああ、スローライフね」と言ってくれた人もいて、「それよ、それ!」返事しました。

で、中学校の時に不良とかいわゆる落ちこぼれだった彼らの大半が
社長になっていました。

解体とか運送とかそういう系ですが、彼らに引越しのバイトの面接を受けたことを話したら、口をそろえて「引越しのバイトは大変だからやめろ」と言われました。

「俺も色々肉体労働はしたが引越しのバイトが一番大変だ」と言われたのです。

僕が20歳前後の時は50歳前後で引越しの仕事をしている人も沢山いました。
慣れるまで時間がかかるかも知れないけれど、やってやれないことはないし、それで筋肉が付けば御の字と思っていたのですが、

会社からは連絡こないし、友人からは猛反対されるでモチベーション駄々下がりです。

その時会った友人の1人は運送業の会社を経営していました。昔は肉体労働の人って素朴だったけど、今は労働基準法とかに敏感だから大変なんだよ、と言っていました。

僕が入ると変な影響を与えかねないと思われたのかも知れません。

農業もダメ、3K系もダメ、さあ、何をしましょう。

続きはこちら↓
脱サラをあきらめ全力的脱力サラリーマンを経験

-今、学んでいること, 本の紹介, 脱サラした理由

執筆者:


  1. chee より:

    色んな経験をされたのですね。興味深い話です。そうそう。私は一応は30代前半まではサラリーマンでした。ホワイトカラーのエンジニアであっても土木現場に関わるので、肉体労働の大変さを見ると、長くやるものではないとは思いましたよ。
    そう言えば、うちの夫も”overqualified”って言われて断られたことが何回かあります。脱サラ後も時々仕事に戻る話は出ますが、ライフ・ワークバランスが取れなそうで、今のところは下手な事しないで自営の方を頑張ろうって事になってます。難しいですね。

    • mtwoods2018 より:

      なるほど、overqualifiedっていうんですね。該当する日本語はないですよね。
      underで落とされるのなら理解できますが、
      overで落とされるなんて知らなかったです。
      自営で生きていけるってすごく羨ましいです。
      ぼくも挑戦します。

  2. […] 続きはこちら↓ 脱サラへのこころみ 個人事業主へのチャレンジ […]

  3. foloren torium より:

    This is the right blog for anyone who wants to find out about this topic. You realize so much its almost hard to argue with you (not that I actually would want…HaHa). You definitely put a new spin on a topic thats been written about for years. Great stuff, just great!

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大学卒業時就職活動に失敗し小さな製薬会社に就職。
そこではスキルが身に付かないと危機感を抱いて1年で退職。外資系製薬に転職。入社後即、そこよりも大きな外資系製薬に吸収合併されて上司、先輩の多くがリストラされるのを目の当たりにしました。
そこから転職を繰り返してより専門性を高め、高めた結果、目標になる上司、先輩、同僚が見当たらず仕事がつまらな過ぎて脱サラ。
2018年は1年間主夫をしながら家族とたっぷりの時間を過ごしながら父の介護もしていました。
長男は自閉症。
20年専業主婦だった妻は代わりに仕事を見つけて働きに出ています。仕事以外に5つのコミュニティーい所属して日を追うごとに活性化しています。
脱サラ直後はFX(外国為替証拠金取引)で生活費程度稼げていましたが、2018年8月のトルコリラショック以降お小遣い程度の収入。
インターネットビジネスに希望を見出して「慶應わっきー」で勉強してブログスタート。いつかはパソコン1台で稼げるようになりたいなあと夢に満ち溢れている1973年生れの45歳です。